スノーボード男子ハーフパイプで2022年北京冬季五輪覇者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)が2日までに単独インタビューに応じ、今季開幕を前に今後の道筋を明かした。競技者として「行けるところまで行き切って終わりたい」と気概十分。30年五輪も見据えて1年ずつを積み重ねる中で「新しいビジョンも考えたい」と新境地開拓への意欲をのぞかせた。

インタビューに答えるスノーボード男子の平野歩夢
インタビューに答えるスノーボード男子の平野歩夢

父親として

 ―26年ミラノ・コルティナ五輪は、直前に骨折などの大けがを負いながら、新技も繰り出して7位で終えた。

 「けがも(深刻な)けがだったので思い出したくないぐらいの気持ち。当時も『けがはしていない』と、自分に言い聞かせていた。諦めずに逃げないで向き合ったことに価値があると思う。葛藤を乗り越えられたのは、結果よりも大事なことだったのかもしれない」

集合写真に納まる(左から)7位の平野歩夢、銅メダルの山田琉聖、金メダルの戸塚優斗=2月、リビーニョ(共同)
集合写真に納まる(左から)7位の平野歩夢、銅メダルの山田琉聖、金メダルの戸塚優斗=2月、リビーニョ(共同)