来春の選抜高校野球大会の出場校選考で重要な資料となる秋季九州大会で、祐誠(福岡)が春夏通じて初の甲子園にぐっと近づいた。熊本市で行われた28日の早稲田佐賀との準々決勝では、延長十回に7―6でサヨナラ勝ち。白川愛翔主将は、あふれる感情をこらえ切れず「全員でつかんだ勝利」と目を赤くした。

秋季九州大会で4強入りを喜ぶ祐誠の選手たち=28日、熊本市
秋季九州大会で4強入りを喜ぶ祐誠の選手たち=28日、熊本市

 県大会を初めて制したチームは、監督がサインを出さない「ノーサイン野球」が特徴だ。指揮を執って6年目となる関本康弘監督(50)は、就任当初はベンチから指示を出していたが、2年目から「監督が野球をするのではない。するのは選手たち」と切り替えた。