10月22日のドラフト会議に向けて、各球団スカウトがあらゆる選手の視察に足を運んでいる。中でも大学No.1捕手の呼び声が高い青学大・渡部海捕手(4年・智弁和歌山)には毎試合のように複数球団が熱視線を送る。打力があり捕手としての能力が高いことはもちろん、内面も評価されている。プロ向きな気質とはどんなものか。スカウトの視点を聞いた。

渡部 海(わたべ・かい)2004年8月20日生まれ。大阪市出身。180センチ、88キロ。右投げ右打ち。遠里小野小1年時に大阪ゴールデンファイヤーで野球を始め、大和川中では住吉ボーイズに所属し、U―15日本代表も経験。智弁和歌山では1年夏からベンチ入りし、2年夏の甲子園で正捕手として優勝に貢献。高校通算38本塁打。青学大では1年春からマスクをかぶりリーグ6連覇、4度の全国制覇を達成。昨夏の大学日本代表でも正捕手。

勝てる捕手

 スカウトが高く評価する青学大・渡部は、18日の東都大学野球の開幕戦でリーグ戦通算10号となる今秋1号をマーク。好リードに強肩と、攻守でチームをけん引した。昨秋までのリーグ戦6季連続Vに貢献した「勝てる捕手」であることは揺るぎない強みだ。ただ、注目されるのは技術面だけではない。