チアリーディングのジャパンカップ日本選手権のディビジョン2には、目白研心高POLARISから2チームが出場した。目白研心・A(Bチーム相当)は189.5点で15チーム中13位。惜しくもスタンツを取りこぼし、満足のいく結果とはいかなかったが最後まで諦めない姿勢を貫いた。目白研心・B(Cチーム相当)は持てる力を発揮してノーミスの演技で200.0点を獲得して11位。最後の夏を終えた選手たちのこれまでの道のりを振り返る。連載の最終回。【監修・日本チアリーディング協会】
ミスがあっても諦めない
全力を出し切った夏!
確かな手応えはあった。
会場のボルテージとともに選手一人一人の鼓動も高まった。
30秒、1分…。
気持ちの乗った演技から始まり、後半に乱れる場面もあったが踏ん張った。
3層の一番下を支えるベースが軸を拾って、ミドルがトップの足をつかんで離さない。
トップもうつむくことなく笑顔で審判員にアピールした。
しかしコール部分でミスが続いた。
トップが空中で開脚をして3層に乗るスタンツで3基のうちの真ん中が粘りきれなかった。
さらにバスケットトスのキャッチングで安全規則違反となり演技得点から10点の減点。
歓声から変わって応援の言葉が飛び交う。
落ちる気持ちを奮い立たせ、最後まで披露した。
結果は189.5点。
数字だけを見たら悔しさの残る成績だったかもしれない。
ただ、ここまでの道のりは無駄ではなかった。
Aチームだけでなく、2チーム目以降が大舞台に立つことができるのは他の競技は多くないため、選手全員に活躍の場が与えられる。
だからこそ実力を兼ね備えたチームしか出場できない熾烈な争いが繰り広げられる。
地区予選の時点で60チーム近いエントリーがあったが、残ったのは16チームのみ。
1チームだけでなく複数でジャパンカップに出場することは非常に難しいのだ。
高校生、計3チームが全国大会に出場する目白研心の底力を見た。
163.5センチの高身長トップとして、彼女はディビジョン2のAチームをけん引してきた。



