チアリーディングのジャパンカップ日本選手権(8月27日開幕、国立代々木第一体育館)で、梅花高RAIDERSは2019年以来となるディビジョン1高校部門の優勝を目指している。梅花といえばオリジナル技を取り入れ、挑戦と華麗さに追求する「チャレンジ&エレガンス」の精神。今年のAチームは16人のうち1、2年生が7人ずつ。未来へとつながる演技で、7年ぶりの女王奪還に挑む。【監修・日本チアリーディング協会】
デイリースポーツ・プライムは
ジャパンカップ期間も毎日チア
伝説の梅花の再現を!
代々木で起こす奇跡!
あの時の興奮を、会場全体がRAIDERSに釘付けになった瞬間を、そして日本一になった感動を、覚えていますか。
もう1度、味わいたい。
その思いで、梅花に入学してきた選手たちがいる。
彼女たちが見ている未来、それは「夢」ではなかった。
現実味を帯びて、再び梅花を日本一にするんだという強い願い。
取材を通して、それを感じることができた。
「まだまだなんですよ。まだ、全然できていないんです。あと残り時間は少ないので、それまで必死に、頑張ってやるしかないです」
選手たちが練習をしているのを見つめながら、熨斗香里監督はそう話していた。
そして、たったひと言だけ。こう口にした。
「でもね、1年生に根性がある子が多いんです」
それだけ言うと、選手たちを指導するために、マットへと駆け寄った。
チアリーディングには欠かせない要素でもある笑顔と美しさー。
それとは対照的にも思える「根性」。
そうか、そうだったのか。
今年のRAIDERSには根性がある。
それは「覚悟」という言葉に言い換えることもできるだろう。
2025年1月の全日本高校選手権大会。
当時の高校史上初となるトリプル(3回転)3本を決めて会場を大歓声に包み込み、日本一に立ったのが、梅花だった。
夏の祭典・ジャパンカップでは、2019年を最後に優勝から遠ざかっている。
この物語は、彼女たちが女王の座を取り戻すための覚悟を描く。



