今季から1軍で指揮を執るヤクルト池山隆寛監督(60)は、9番に野手を入れる斬新な起用を多用してきた。セ・リーグでは通常「9番」が定位置だった先発投手の打順を、8番に上げたための采配で話題にもなった。「9番・野手」に焦点を当て、9番目の打者の心得や舞台裏に迫った。

 池山 隆寛(いけやま・たかひろ)1965年12月17日生まれ、兵庫県出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。市尼崎から1983年度ドラフト2位でヤクルト入団。強打の遊撃手としてヤクルトをけん引し、黄金時代の中軸打者として君臨した。2002年限りで引退。通算1784試合、1521安打、304本塁打、898打点、打率・262。引退後は楽天コーチ、ヤクルト2軍監督などを歴任。