DeNA・バウアーも思わず跳び上がる 阪神・伊藤将司の豪快なバッティング

4回阪神2死三塁、伊藤将が中前適時打を放ちDeNA・バウアーも思わず跳び上がる=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
4回阪神2死三塁、伊藤将が中前適時打を放つ 投手バウアー=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
9回、今季2度目の完封勝利を挙げて笑顔を見せる阪神・伊藤将=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「横浜DeNAベイスターズ0-2阪神タイガース」(20日、横浜スタジアム)

 阪神攻撃の四回、2死三塁の好機。ここで打席に向かったのが好投を続ける先発の伊藤将司投手。

 初球を見逃した伊藤将は、DeNA・バウアーが投じた2球目の真ん中高め、154キロの速球を中前にはじき返した。

 乾いた音が響いた瞬間に大歓声が上がる。打たれたバウアーは、マウンド上で高々とジャンプしながら悔しそうに打球の方向を見つめる。そして肩を落としながら額の汗を拭った。

 一塁上でガッツポーズを見せた伊藤将は七回にもバウアーから、この試合2安打目となる左前打を放ち、投げても今季2度目の完封勝利を挙げた。一方のバウアーも8回120球の熱投を見せた。

 両先発投手が息詰まる投手戦を演出。ファンは勝敗に関係なく、大きく温かい拍手を送っていた。(撮影・堀内翔)

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