2人の伏兵が阪神の勝利を呼び込んだ!北條と熊谷の魂のプレー

 CSファーストステージDeNA-阪神の第3戦(横浜スタジアム)は、1点を争う緊迫した試合展開となった。

 6回、スタメン出場の北條史也内野手(28)がボールに食らいつき、左線を破る二塁打を放ち気を吐いた。塁上からベンチへ向かってガッツポーズ。しかしその直後、ベンチから代走を告げられると、北條の顔が一瞬ゆがんだ。

 絶対に勝たなければならない一戦。1ミリでもホームベースに近い足を持つ阪神・熊谷敬宥内野手(26)に、ベンチは走者を託したわけだ。北條も決して足が遅いわけではないが、熊谷は今シーズン何度も神走塁を見せてきた。北條はタッチを交わし、歓喜するベンチへ帰っていった。

 熊谷の見せ場は8回。DeNA・伊藤光の強烈な打球を三塁を守る熊谷は横っ飛びでキャッチ、長打のピンチを阻止した。

 2人の伏兵が見せた、ドロくさい魂のワンプレイが、チームの勝利を大きく呼び込んだ。さあ、次はヤクルト戦。どんな試合になるか楽しみだ! (デイリースポーツ・田中太一)

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