佐々木朗希は走りも異次元?後続を軽々引き離す“スマイルラン”

 笑顔のランニングに順調な調整ぶりがうかがえた。開幕ローテ入りが確実なプロ3年目のロッテ・佐々木朗希投手(20)である。

 13日、オープン戦のロッテ対西武(ZOZOマリンスタジアム)の試合前、外野でランニングする姿があった。両翼のポール間をプロ2年目の本前投手と一緒に走っていた。途中、ベテランの美馬投手が背後からプレッシャーをかけるように猛追したが、笑いながら軽々と引き離す“異次元の走り”でかわした。

 オープン戦で自己最速タイの163キロのストレートを記録し、他球団の主力打者を寄せ付けない、まさに異次元のピッチングを見せつけたが、外野のランニングを見ただけでも“搭載エンジン”が違うことが分かる。

 プロ野球選手として影響力のある立場になった。東日本大震災から11年目を迎えた11日の試合前に取材に応じ、思いを語った。順調な調整ぶりがうかがえる“スマイルラン”が、どれだけチームやファン、そして故郷(被災地)に勇気や希望を与えることか。(デイリースポーツ・開出牧)

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