渋野日向子が予選落ちでもひたすら練習 2年前と変わらぬ“シブコ”を見た!

 なりふりかまわず練習していた。国内ツアー復帰戦で予選落ちした女子ゴルフの渋野日向子(22)=サントリー=である。

 17日、GMO&サマンサ・カップ2日目(茨城・イーグルポイントGC)、通算2オーバーの88位で予選落ちした。15番から4連続ボギーをたたくなど、パットの精彩を欠き、表情は冴えなかった。

 大勢のギャラリーや報道陣に注目される中でのラウンドは、想像以上の重圧だったろう。「バーディーが欲しくて力んだ」とコメントしていたように、ショートパットを外す場面が度々、見られた。

 ホールアウト後、予選通過した選手や帰途に就く大勢のギャラリーが通る道に隣接する練習場で、パッティングの練習をする渋野の姿があった。予選落ちした選手が会場に残って練習をするのは、異例である。

 かつて、練習日に雨にぬれながら、一人練習場に残って黙々とパッティングの練習をしていたことがあった。全英オープン優勝後の国内ツアーでの一幕である。

 予選落ちしても、なりふりかまわず練習する姿に、2年前と変わらぬシブコを見た。国内で残り2試合に出場後、全英女子オープンへ。本来の思い切りのいいゴルフで、“スマイル”を取り戻してほしい。(デイリースポーツ・開出牧)

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