【野球】悩める清宮幸太郎に良化の兆し 小笠原ヘッドからの熱血指導

試合後、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(左)から指導を受ける日本ハム・清宮幸太郎=10日、神宮球場(撮影・開出牧)
試合後、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(左)の指導を受ける日本ハム・清宮幸太郎=10日、神宮球場(撮影・開出牧)
試合後、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(手前)から打撃指導を受ける日本ハム・清宮幸太郎=10日、神宮球場(撮影・開出牧)
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 良化の兆しを感じた。伸び悩むプロ入り3年目の日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)である。

 10日、神宮球場で行われたヤクルトとの練習試合の試合後、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチの打撃指導を受けた。

 最初はバットを手に直立不動でアドバイスを聞いていたが、同コーチの指導が熱を帯びると、さらに真剣な表情になり、体を動かし始めた。

 プロ入り後、伸び悩んでいた巨人・王貞治選手が荒川コーチの指導の下で1本足打法を習得し、世界記録となる通算本塁打868本という偉業を達成したように、また巨人・長嶋監督のマンツーマン指導で打撃スタイルを確立し、ヤンキース移籍後も大活躍した松井秀喜選手のように、恵まれた才能を開花させるためには、優れた指導者の下で愚直に練習に取り組む姿勢と並々ならぬ努力が必要である。

 高校通算最多本塁打を記録した清宮も、例外ではないだろう。この日の練習試合の最終打席で待望の一発を右翼スタンドに運んだが、試合後のグラウンドで打撃コーチの指導を仰ぐひたむきな姿にこそ、“良化”の兆しを感じた。(デイリースポーツ・開出牧)

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