静寂の甲子園…違和感ある光景 待ち望む熱い日常

本来ならナイターが始まろうとする時間、輝く夕日が甲子園を照らす(撮影・高部洋祐)
開幕を静かに待つ甲子園の右翼スタンド(撮影・高部洋祐)
桜は満開でも、甲子園の“開幕”はまだ遠い(撮影・高部洋祐)
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 本来ならあるはずの光景が、今年はまだない。新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態により、センバツ高校野球が中止、プロ野球の開幕も先が見えない。

 静寂に包まれた甲子園。ファンの歓声や、選手らの息遣いが聞こえない聖地はやはり寂しい。普段取材している我々からしても、撮影する写真は“違和感”のあるものばかりだ。

 しかしどんなに長く暗いトンネルでも、必ず出口はある。いつもならナイターが始まろうとする時間にカメラを構えると、輝く夕日が銀傘を照らしていた。今はただ、来るべき熱狂の日々を静かに待つだけだ。(デイリースポーツ・高部洋祐)

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