高橋大輔 アイスダンスの課題は“決めポーズ”?

9月30日。村元哉中(左)とアイスダンスの“決めポーズ”を披露し、顔を赤らめ素で照れる高橋大輔=横浜市内のホテル(撮影・開出牧)
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 来年からアイスダンスに転向することを表明しているフィギュアスケート男子で、2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(33)=関大KFSC=が30日、横浜市内で、来季からカップルを組む村元哉中(26)と記者会見を行い、アイスダンスの“決めポーズ”を照れながら披露した。

 大勢の報道陣が集まった会見場で、おそろいのジャージー姿で抱負を語った高橋と村元。フォトセッションでは村元と握手を交わしポーズを決める高橋だったが、アイスダンスの“決めポーズ”を報道陣から要求されると「決めポーズ、ないですよ」と、照れ笑いを浮かべた。

 対照的だったのが、高橋にカップル結成のオファーをした村元だ。14年にシングルからアイスダンスに転向し、15年シーズンからクリス・リードと組んで、同年の全日本選手権から3連覇を達成。18年四大陸選手権で日本勢初のメダルとなる銅メダルを獲得。平昌五輪で日本勢過去最高に並ぶ15位に。豊富なアイスダンスの経験と実績を持つ村元だけあって、さりげなく高橋の左胸に手を置き、やさしく右手をとって、“新パートナー”をリードした。

 観念してカメラに向かってポーズを決めた高橋だが、アイスダンス転向に“黄信号”を感じさせるほど、顔を赤らめ、素で照れた。会見では22年北京五輪を目指すことを表明し、課題について「まずは肉体改造から」と語ったが、“決めポーズ”も、大いに課題だ。(デイリースポーツ・開出牧)

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