【野球】阪神・矢野燿大監督で注目 過去の直前退任発表 高校野球の名将も

 ミーティングへ向かう矢野監督(左)=球団提供
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 阪神・矢野燿大監督が31日、チームのミーティングで今季限りの退任を表明した。キャンプイン前日の退任発表は異例。過去には阪神・星野仙一監督が日本シリーズ前日、退任の意思を固めたと報じられた例があった。高校野球では春・夏の甲子園を前に監督が退任発表した例がある。

 ▽阪神・星野仙一監督

 チームを18年ぶりのリーグ優勝へと導いた2003年、ソフトバンクとの日本シリーズ開幕前日の10月17日に退任が報じられた。体調面の不安が理由。後任として04年から岡田彰布氏が就任した。

 ▽西武・堤義明オーナー

 チームがダイエーとのプレーオフを制し、中日との日本シリーズへ向けた全体練習初日の10月13日に辞任が報じられた。会長である西武鉄道の有価証券報告書に訂正があったことなどの責任を取ったもの。伊東監督はテレビのニュースで知ったと困惑。

 ▽広島・野村謙二郎監督

 14年10月8日に退任発表。同11日から阪神と対戦するCSファーストS直前の異例の退任劇となった。レギュラーシーズン最終戦の巨人戦翌日の同7日に松田元オーナーに辞任を申し入れた。就任5年目で、シーズン前から14年限りで辞める決意で臨んでいたことも明かした。

 ▽ソフトバンク・秋山幸二監督

 3年ぶりにリーグ優勝を果たした14年10月14日、同年限りでの辞任を表明した。同15日に開幕するCSファイナルS前日。指導者として節目の10年目を「区切りと思っていた」と説明した。

 ▽オリックス・宮内義彦オーナー

 22年1月21日、今季限りでオーナー職を退くことを発表した。キャンプ直前での退任表明には「宮内オーナーが今シーズンでしまいになる、何が何でも日本一になって胴上げを!と思ってくれないかなと」と選手たちへ発奮の願いを込めた。

 【学生野球】

 ▽法大・金光興二監督

 13年4月3日、野球部員が監督交代を求める嘆願書を大学側に提出。4日に金光監督が大学側に辞意を伝え、了承された。同13日の春季リーグ開幕直前の辞任で、神長英一助監督が監督代行を務めた。

 ▽報徳学園・永田裕治監督

 02年春に優勝するなど、名門校を率いた永田監督は17年1月27日、センバツ出場校発表の報と同時に、ナインに「この春を最後の采配にしたい」と決意を明かした。20年4月から日大三島の監督に就任し、22年センバツ出場が決まっている。

 ▽浦和学院・森士(おさむ)監督

 2021年7月28日、決勝で昌平を破り3年ぶり14度目の夏の甲子園を決めた。その優勝インタビューの最中、夏限りでの退任を表明した。

 ▽東海大相模・門馬敬治監督

 21年センバツで最多タイとなる3度目の優勝を果たしたが、夏の大会を直前に控えた同年7月1日、相模原市内の同校で夏限りの退任を表明。チームは神奈川大会準々決勝まで進んだが、新型コロナウイルスの集団感染により途中辞退した。

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