【野球】阪神2軍も競争が激アツ!?平田2軍監督「安芸スタートをチャンスに」
16年ぶりのリーグ優勝、36年ぶりの日本一へ-。阪神の1軍宜野座キャンプはドラフト1位・佐藤輝(近大)など見どころ満載だが、高知・安芸2軍キャンプでもし烈な生存競争が繰り広げられる。
阪神・平田勝男2軍監督(61)は「とにかく競争だよ」と激しいアピール合戦を期待した。1軍と同様に2月1日~3月1日(休日は5日、10日、15日、19日、24日)の期間で実施。コロナ禍で当面の間は無観客開催となるが、タイガースタウンは熱気に包まれる。
以下、2軍キャンプに参加するメンバー。
「投手」
中田、岩田稔、浜地、及川、尾仲、村上、守屋、川原、小林、望月、桑原、湯浅、伊藤和、石井将、島本、才木、岩田将、牧
「捕手」
長坂、藤田、片山
「内野手」
熊谷、遠藤、荒木、植田、高寺、藤谷
「外野手」
江越、島田、板山、俊介、奥山
新人6選手や高卒2年目の西純や井上が1軍に抜てきされた一方、昨年は宜野座で2月1日を迎えた植田や江越らが2軍スタート。指揮官は安芸組の選手たちに奮起を促した。
「“なにくそ”という。安芸でしっかり力をつけてまた競争することが大事だけど、やっぱり“なにくそ”という気持ちがないといかんだろうし。当然、負けるもんかという気持ちでもっともっと。宜野座に呼んでもらえなかったことを見つめ直してやるしかない」
中田、岩田稔ら再起を図るベテラン陣に加えて背水の覚悟で臨む中堅選手、ドラフト7位・高寺(上田西)など将来を嘱望される若虎たちの奮闘も注目ポイント。平田2軍監督は「シーズンが終わってから『あの時に安芸でしっかりやってたから』ということを感じてもらえるようなキャンプにしたい。やっぱり沖縄でやりたい選手が多いと思うけど、安芸でスタートするということを前向きにチャンスと捉えてやるってことだよ」と語った。(デイリースポーツ・中野雄太)