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【野球】清原和博氏の更生を支えるふたりの男 「頑張っている」「応援したい」

 西武や巨人などでプレーした清原和博氏(52)が、“野球人”として表舞台に復帰。17日に開催された沖縄県内のイベントではグラウンドでバットも振り、野球教室では笑顔で少年少女と交流した。

 16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、同年5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けてから3年半が経過した。平たんではない更生への道のり。沖縄のグラウンドには、その清原氏を支えているふたりの男の姿もあった。

 ひとりは清原氏と同級生で、現役時代から親交が深い元横浜の佐々木主浩氏。初公判では情状証人としても出廷したが、ユニホーム姿で笑顔を見せる清原氏の表情に、「彼も楽しそうに野球をやっている。うれしかった」と感慨深げに語った。

 盟友の苦難を間近で見てきた佐々木氏は、こう言う。「私生活も充実している。明るくなった。前向きになっているんじゃないか。ちょっと前は、自分から野球を遠ざけていた。(野球と)向き合っているのはいいこと」。17日は子供たちと笑顔で触れ合う清原氏が、「自分の子供にも教えている」と明かす一幕もあった。

 大親友は「心配はしてましたけど、すごく頑張っている」と安堵(あんど)の表情。清原氏は球界復帰への思いもあるとみられ、佐々木氏も「野球好きだからね」と継続してバックアップする考えを示した。

 もうひとりは清原氏のPL学園時代の2学年後輩である、元中日の立浪和義氏だ。佐々木氏と同じく、その絆は太い。立浪氏は「プロに入ってからも(清原氏に)かわいがってもらった。苦しんで頑張っている。応援したい」と熱い思いを打ち明けた。

 立浪氏は1年も前から、清原氏に17日の沖縄イベント出席を呼びかけていたという。その熱意にほだされて参加が実現。清原氏は「タツ(立浪氏)から声を掛けてもらった時も自分自身、自信もなかったですし。本当に機会を与えてくれたことに対して、沖縄に来て良かったと思います。また新たなスタートが切れる」と感謝した。

 清原氏は野球界の超スーパースター。指導者としての球界復帰を願う声もある。「それに関しては、自分が決められることではない。やはり社会の皆さんが、決めてくださることだと思う」。清原氏は神妙な表情で語るが、周囲の人々は一歩ずつ前に進んでいくことを信じている。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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