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【野球】栗山ハム メジャー流シフト効果あり 吉田正、森が餌食に

 日本ハムが今季から積極的に実践する“メジャー流”の大胆な守備シフト。7日・西武戦(東京ドーム)では、前日に4安打4打点1本塁打と猛打を食らった森友哉捕手(23)に対し、外野4人態勢で封じるなど結果を残している。データ専門のアナリスト4人の力を駆使し、新たな野球の可能性を探る栗山ファイターズに迫る。

 あの手この手のメジャー流シフト。7日に見せたのは短打OK、長打NGの場面に敷く外野4人制だった。対象者となったのは、6日・西武戦で三塁打が出ればサイクル安打と大爆発した強打の捕手・森だ。

 三塁手・浅間が左翼の定位置に移動し、それに合わせて左翼手・王柏融と中堅手・西川はそれぞれ右中間方向へ移る。1打席目が二ゴロで2、3打席目が三振。シフトを解除した4打席目は右前打を許したが、大胆な作戦で封じ込めたと言える。

 オリックスとの開幕3連戦では吉田正対策として、三塁手を一、二塁間の深い位置に置く守備シフトを実践して完璧に抑え込んだ。打球の傾向を読み、大胆に守ることで打者心理を刺激する部分もあるのだろう。試行錯誤の段階だが、栗山監督は「データをどう分析するか。データ勝負じゃなくてアナリスト勝負」と自信ありげだ。

 CSファーストSで終戦した昨季、指揮官は球団にデータ分析を担当するアナリストの増員を要望した。3人→4人と今季から1人増えて1軍に3人、2軍に1人を配置。本拠地・札幌ドームでは直接分析結果を説明し、遠征時は送付されたデータを基に試合前ミーティングで活用する。

 岩本チーム統轄副本部長兼国際グループ長は「ドジャースは各ポジションに(担当が)1人ずついますよ」と明かした。メジャーの最新トレンドを積極的に取り入れる日本ハム。栗山監督の執念が奇策からの成果を生み出している。(デイリースポーツ・中野雄太)

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