【野球】同期に先を越されても…阪神ドラ1・馬場に焦りなし

 阪神のドラフト1位・馬場皐輔投手(仙台大)が、1軍昇格へ向けて奮起している。プロ野球開幕から1カ月が過ぎた。同2位・高橋遥人投手(亜大)は初先発初勝利を挙げるなど一足早くチームの戦力として活躍。ファームで汗を流す右腕の視線は真っすぐ前だけを向いていた。

 「毎試合、ゼロに抑えることだけを考えてしっかり投げたい。そういう積み重ねが一番大事なので、目の前の試合を1つずつこなしていきたい」。力強く言い切った言葉に、ドラ1としての覚悟が示されていた。

 4月29日のウエスタン・広島戦(甲子園)で公式戦初登板を果たした。2番手でマウンドへ上がり、坂倉を空振り三振に仕留めるなど9球で三者凡退。1回を無失点に抑えて初白星も手にした。「一つ段階は踏めたかなと思います。これから徐々に課題とかをこなしていきたい」と前を見据える。

 ここからが巻き返しだ。春季キャンプでは、新人投手唯一の1軍スタート。上々な滑り出しだったが、納得のいく成績が残せずにキャンプ終了後には2軍降格。開幕前には、足の張りを訴えて戦列を離れるなど出遅れてしまっていた。

 公式戦で経験したマウンドは1イニングながらも課題は明確となった。「投球練習では球のキレに重点を置いている。結果が求められるので、スピードにこだわるよりもキレとか打者から見て速いボールを投げないといけない。差し込まれるようなストレートを投げようと意識している」。捕手のアドバイスも参考にしながら投球に磨きをかけている。

 今後は体の状態を見ながら、イニング数も徐々に増えていく。結果が求められる世界。「試合に投げる機会も増えてくると思うので、もらったチャンスをものにしないといけない」と気持ちを引き締めた。1軍のマウンドへ。鍛錬の日々を過ごし、猛アピールを続ける。(デイリースポーツ・井上慎也)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

オピニオンD最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス