【芸能】さすがテレ東 エイプリルフールもぬかりなしの制作発表 ナナナが…

出演者の背後にあった大型パネルには「七岡」ロゴ
2枚

 俳優の池松壮亮(27)が主演するテレビ東京系ドラマ「宮本から君へ」(6日スタート、金曜深夜0・52)の制作発表が1日、都内の同局で行われた。会見自体は普段通りの進行だったが、写真撮影の前に関係者の一言で“異変”が発覚した。

 出演者たちの後ろにある大きなパネル右隅に同局のロゴとバナナを模したマスコットキャラのナナナがプリントされている…と思いきや、なんだか違和感。ナナナが謎のおじさんキャラに変身している。関係者は「こういう日ですので」と説明。目の前にいた他社のカメラマンが「エイプリルフールかぁ」と嘆息した。

 どういうこと?

 調べてみると、テレビ東京は“1年で唯一ウソが許される4月1日”に合わせ、公式ホームページでマスコットキャラがナナナに代わり「テレビナナーナのディレクター『七岡』」になったと発表。七岡は6日からスタートする新番組「テレビ野郎 ナナーナ」の主人公という。

 テレビ東京いわく、これまで頑張ってきたナナナは『働き方改革』の一環で社長の命により長期休暇をとることに。七岡は代役として中途で入社。面接時の試験官による「正直、第一印象は最悪でした」などのコメントもあり、バカバカしくも凝った作りになっている。

 会見のパネルには開始1時間前のリハーサル時に「七岡」版を貼り付けたという。とはいえ、さりげなさすぎて、誰も指摘せず…。広報部に聞くと「目立たないように右端に貼ったのですが、このままだと気付かれないと思い、あの(出演者たちが一度はけた)タイミングでお知らせだけさせていただきました。出演者の方は気付いていないと思います」とのこと。

 お金をかけずにアイデア勝負(?)な同局らしい粋な演出。1日限定の遊び心を会見でも再現した“テレ東イズム”に感服した。(デイリースポーツ・古宮正崇)

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