【野球】広島・塹江敦哉、150キロ剛速球復活へ「開幕1軍つかみ取りたい」

マツダスタジアムの外野をランニングする塹江
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 広島の左腕・塹江敦哉投手が勝負の1年を迎えた。高松北高校から入団して今年が4年目。来年には大学を卒業する同学年がプロの門をくぐる。「高校からプロに入る前、同級生が入って来るまでには自分の立場を確立したいと思っていた。やらなければいけない」と力を込めた。

 今オフは昨年に続き中崎に師事する。マツダスタジアムではキャッチボールやトレーニングを共にし、守護神から技術や精神面での指導を仰いできた。春季キャンプを約3週間後に控え、好コンディションを維持する。開幕1軍をかけて幕を開けるサバイバルレースへ、準備は順調だ。

 今オフは、軸足にしっかりと体重を乗せてから投げ始めることがテーマだ。「今では真っすぐ立つだけだった。今は右足を上げたときに左足で踏ん張る意識でいます」。投球の土台が固まれば、より力強い球を投げられる。もう一度、150キロ近い剛球を取り戻すために投球の基礎を見直した。

 昨年の春季キャンプは1軍スタートながら、開幕1軍をつかむことができなかった。さらに自らの投球を見失い、フォームもバラバラになった。16年にはプロ初登板を含め3試合に投げたが、昨季は登板なし。シーズン中は佐々岡2軍投手コーチの助言を受けながら、時間をかけて本来の姿を取り戻してきた。「150キロが出なくなったら僕の魅力はなくなる」。今年の春季キャンプでは、思い切って腕を振り抜き直球でアピールする覚悟だ。

 新年は地元の神社に初詣に出掛けた。引いたおみくじは、大吉だった。「積み上げてきたものから飛躍できれば。開幕1軍をつかみ取りたい。割って入るのは簡単ではないけど頑張りたい」。先発、中継ぎを問わず左腕の確立がチームの課題。塹江が投手陣の一角へ食い込む。(デイリースポーツ・市尻達拡)

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