【芸能】タッキーの煮えたぎるマグマ愛「地球の中を見た感じ」「クレイジージャーニー」総合演出が明かす

 ジャニーズの滝沢秀明が、TBS系「クレイジージャーニー」の正月特番(1月2日、後11・25)にジャーニー側で出演すると発表され、話題を呼んでいる。危険な秘境を巡るなど“クレイジー”な人々を紹介する人気番組で、滝沢は火山冒険家として登場。バヌアツ共和国の火山に挑む姿にカメラが密着した。タッキーのグツグツと煮えたぎる“マグマ愛”を総合演出の横井雄一郎氏に聞いた。

 スラムに潜入するジャーナリスト、秘境に挑む写真家、命知らずのクライマー…数々のクレイジーなジャーニーを取り上げてきた番組の中でも、異色の存在だ。現役アイドルが火山?! 意外な組み合わせに、MCのダウンタウン・松本人志らも驚きを隠さなかった。

 横井氏が出演の経緯を明かす。「半年くらい前に(滝沢が火山に行くと)うわさを聞いて、しかもゴリゴリっぽいという話を入手した。打診をしたら、これまで公表していなかったので『この一面を出すなら、この番組かもしれませんね』と言っていただき、同行させてもらうことになりました」。

 滝沢が火山の魅力に目覚めたのは、4年前。TBS系「未来遺産」で今回訪れた場所と同じバヌアツ共和国のマルム火山に接近したのがきっかけだった。

 横井氏によると、滝沢はすでに世界に5カ所しかない溶岩湖のうち、南極のエレバス山をのぞく4カ所を制覇。火山探査のプロや医師らによる“チーム滝沢”を個人的な人脈で結成しており、一歩間違えば死んでもおかしくない場所でアタック(噴火口への接近)を続けてきたという。

 今回のベンボウ火山へのアタックは、11月上旬に1週間かけて行われた。チーム滝沢に、番組ディレクター1人が同行。登山だけで8時間もかかる“ガチ度”だ。

 アタックは危険なため、天候次第で山の中で何日も待つ必要がある。そんなときは岩肌でテント泊。これまで大きなケガはしていないというが、きらびやかな世界に生きるアイドルの趣味としては前代未聞だろう。ガスマスクをつけ、ロープを使って噴火口に近づく滝沢の姿は衝撃的だ。

 なぜここまで火山に魅せられるのか。理由を聞かれたタッキーは「この感動は、見た者にしか分からない。地球の中を見た感じ。地球が生きているのがわかる。世界観が変わる」と語ったという。(デイリースポーツ・古宮正崇)

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