【野球】巨人・宇佐見、1軍台頭への道踏み出す「必死にやっていくだけです」

 各チーム100試合を戦い終え、シーズンの佳境へと入るプロ野球。巨人はAクラス入りへ戦い続ける中、2年目捕手の宇佐見が台頭への歩を進めている。

 「1軍の試合に出てしか分からない緊張感を味わえるし、普通のプレーをする大変さも感じています」

 8月8日にプロ入り後初めて出場選手登録された宇佐見は、同日・阪神戦の八回に代打で出場。藤川からプロ初安打となる中前打を放つと、翌9日には代打で出場後にマスクもかぶった。18日・DeNA戦にはプロ初本塁打となるサヨナラ弾。緊迫した場面での経験も徐々に増えつつある。

 春季キャンプは1軍スタートで、村田バッテリーコーチも「1軍で戦力になってもいいポテンシャルを持ってる」と評価していた。オープン戦も14試合に出場し、研さんを積んだ。「1軍での感覚や雰囲気を経験できたのは良かった」と現在の1軍生活にも生きている。

 ここまでは全試合途中出場だが、ベンチでも貴重な時間を過ごす。相川にはベンチでの考え方や試合の見方、目標とする阿部にはリードや声掛けなどのアドバイスを受けているという。経験豊富な、捕手の先輩からの助言は成長への糧ともなっている。

 「1軍というポジションが確定してるわけじゃない。出た場面場面で必死にやっていくだけです」と言葉に力を込めた背番号52。さまざまな可能性を秘める24歳の、1軍での挑戦は始まったばかりだ。(デイリースポーツ・田中 哲)

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