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【野球】本塁打“キング”梶谷「2番」の理由 DeNA・ラミレス監督の狙い

4日巨人戦の3回、6号2ランを放ち、筒香(左)らナインに迎えられる梶谷(中央)
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 7本塁打を放ち、ホームランダービーでリーグ単独トップに立っているDeNA・梶谷隆幸外野手(28)。まさに“恐怖の2番打者”として打線をけん引している。アレックス・ラミレス監督(42)が、パワーヒッターを2番で起用する理由に迫った。

 迅速で、大胆な決断だと感じた。2日と3日の巨人戦2試合でわずか1得点と貧打にあえぎ、迎えた4日の同カード。ラミレス監督が、打線に“メス”を入れた。

 3番にロペス、5番に宮崎を据えるなど大幅に組み替えたが、肝は4月18日・広島戦(マツダ)以来となる梶谷の2番起用だった。3番に置いていた梶谷は、4日の試合前時点で得点圏打率・148。本人も「得点圏の方が(打撃が)合っていない」と語っている。

 指揮官は、打席で考えすぎてしまう性格面を考慮した。「2番にして自由に打ってもらう。2番で、ものすごく生きる選手」と適性を見極めた上での判断だった。その狙い通り、梶谷は4日の巨人戦で6号2ランを放った。2番に座った4試合で2発を放ち、7本塁打はリーグ単独トップ。DeNAも打線を組み替えてからの4試合で3勝1敗と上昇気配だ。

 『2番梶谷』はラミレス監督が、開幕前から描いてきた構想だった。梶谷が生きるだけではない。その狙いは明確だ。「初回に相手にプレッシャーをかけられる。なるべく早い回に点を取りたい。先取点を取りたい」。上位打線にパワーヒッターをズラリと並べて主導権を握る戦法だ。

 打順を変えて生きるのは、梶谷だけではない。ここまで得点圏打率・378のロペスも3番に置くことで得点を量産することが可能になる。しかも例えば初回の2、3番の強打者と対戦しただけでも相手の先発投手は神経を使うが、その後に4番・筒香が控えるオーダーは他球団にとっては脅威だ。

 「2番梶谷、3番ロペス、4番筒香というのが理想的」と力説するラミレス監督。“恐怖の2番打者”を中心とした理想の打線が大爆発すれば、Aクラス浮上も見えてくる。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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