【野球】ツイッターが近づけた選手とファンの距離

 野球選手にとってもツイッターが、ファンとのやり取りにおいて、大事なツールとなっている。先日、オリックスのドラフト1位・山岡泰輔投手=東京ガス=と、同2位の黒木優太投手=立正大=が出演したトークイベントを取材する機会があった。そこで山岡が提案したのは、自身の登場曲をツイッターでファンから意見を募るプランだった。

 ちなみに、ファンによる登場曲選定は、過去に阪神の元助っ人・マートンが実施した例がある。2012年シーズン前にお気に入りの2曲からツイッターによる“ファン投票”で、最終決定するといった趣向で話題を集めた。

 山岡の場合も、大ファンという人気グループ「AAA(トリプル・エー)」の曲を使用することは決めていたものの、「あれだけ曲が多いと」と迷っている様子だった。そこで、「募集しようかな」とツイッターを通じて意見を募る案を披露。楽曲3曲の中から投票してもらう形式で25日の締め切り時点で7967票が集まった。マートンと同様、ファン参加型の登場曲選定はファンとの共同作業ともいえる。

 一方の黒木もツイッターの反響を実感している一人。歌手・倖田來未のファンで、そのことを公言してから、倖田ファンが反応し、黒木のフォロワー数が伸びた。

 黒木へ寄せられた倖田ファンの声には、このことをきっかけに野球観戦にも行ってみようか、などといった内容も。野球と音楽といった違ったジャンルを橋渡しした役割が見受けられた。(デイリースポーツ・折原良輔)

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