8位の一山麻緒、就寝中にスタート時刻変更連絡「目が覚めちゃった」 女子マラソン

 北海道庁旧本庁舎まえを先頭集団で力走する一山麻緒=札幌市内(撮影・金田祐二)
8位でゴールを目指す一山麻緒=札幌市内(撮影・金田祐二)=札幌市内(撮影・金田祐二)
ゴール直前、サングラスを外す一山麻緒=2021年8月7日、札幌市中央区(代表撮影)
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 「東京五輪・陸上女子マラソン」(7日、札幌大通公園発着)

 日本の一山麻緒(24)=ワコール=が2時間30分13秒で、日本選手として2004年アテネ五輪以来、4大会17年ぶりの8位入賞を果たした。

 直前までドタバタだった。前日夜に急きょスタート時刻が変更。酷暑を考慮し、当初スタート予定だった午前7時から1時間前倒しされた。

 一山は本番を想定して「2週間くらい前から(午前)2時に起きて7時スタートという風に練習していた」と、レース前日も午後7時には就寝。しかし、「(午後)7時過ぎくらいにノックがきた。『明日6時にスタートになったけど聞いた?』っていわれて『聞いてないです』みたいな」と連絡を受け、「ちょっと目が覚めちゃった」と明かした。

 その後は「目はつぶっていたけど、あんまりがっつり寝たという感じはなく、浅寝みたいな感じだった」と十分に睡眠が取れなかったという。

 レースは終盤まで先頭集団について走ったが、33キロ付近で離されて8位でゴール。「コンディションはみんな同じ。スタートも同じ。昨日の夜、寝ているときに知らされた情報だったけど、多分ほとんどの選手がそうだったと思う。やっぱりみんな条件は同じだったので今日はやりきっての8番だった」と語った。

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