石川佳純、パリ五輪を目指すかは「ゆっくり休んで考えたい」
東京五輪で個人、団体合わせ計4個のメダルを獲得した卓球代表の男女6選手が7日、都内で会見した。
混合複で金、女子団体で銀、個人単で銅とメダル3つの伊藤美誠(20)=スターツ=は「私は全種目ともメダルを取れてうれしい。目標は金メダル3つだった。そこは悔しいけど最後まで楽しく戦えた」と振り返った。
石川佳純(28)=全農=は「3大会連続でメダルはすごくうれしい」と感激。平野美宇(21)=日本生命=は「コロナ禍の中で開催に感謝して楽しくできた。幸せなオリンピックでした」と、笑みを浮かべた。
伊藤は五輪で初めて中国の壁を破ったことの意義を強調。「シングル、団体で負けているけど混合で勝ったのは忘れてはいけない。自信を持って前に進みたい」と力を込めた。
石川は3年後のパリ五輪は31歳。4大会連続のメダルが懸かるが、まだ考えられない。「ロンドンから10年、代表として出られてうれしい。頑張り続けないと難しい。東京が決まった時は東京を目標にした。(終わって)2日しかたっていない。ゆっくり休んで考えたい。自分でも(今後は)分からない」と、話すにとどめた。