「重量挙げで国体出よか?」大野の連覇支えた鋼の肉体
「東京五輪・柔道男子73キロ級・決勝」(26日、日本武道館)
大野将平(29)=旭化成=が決勝で延長の末に前回銅メダルのシャフダトゥアシビリ(ジョージア)に優勢勝ちし、2016年リオデジャネイロ五輪から2連覇した。日本男子の連覇は04、08年と66キロ級を制した内柴正人以来で4人目。
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大きく見える大野の背中は、五輪王者としての風格のせいだけではない。拠点の天理大のトレーニングルームでは連日のように高負荷の重量を挙げ、他競技の学生を驚かせている。トレーニング室で指導している、シドニー五輪に重量挙げ代表として出場した菊妻康司さん(43)は「重量挙げ選手としても十分通用する。奈良県から重量挙げで国体に出よか?」と冗談半分で言うこともあるという。
大学時代は目立つわけではなかった。体の使い方がうまくなく、筋量の割には重量を挙げられない。しかし、少し指導するとすぐに上達し、あらゆる器具でマックス重量を更新。今では重量挙げ選手顔負けで、スクワットはゆうに200キロを超える。「力任せでもテクニックだけでも頭打ちになるが、両方兼ね備えている」。柔道の超一流は、トレーニングでも一流だった。(デイリースポーツ・柔道担当・藤川資野)
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