「東京五輪・スケートボード女子ストリート・決勝」（２６日、有明アーバンスポーツパーク）

　西矢椛（１３）が金メダルを獲得。バルセロナ五輪の競泳・岩崎恭子（当時１４歳）を超え、日本五輪史上最年少での快挙を成し遂げた。国際舞台で活躍する中山楓奈（１６）が銅メダルに輝いた。　中山は最後のトリックでは逆転の金メダルを狙ったが、転倒。それでも表彰台に上がった。試合後のインタビューでは「メダルを獲れてとてもうれしいです」と初々しい語り口で喜び。「もみじ（西矢椛）が１位だったから１位になってやろうと思ったけどだめでした」と最後までアグレッシブな気持ちで攻めたことを明かした。

　初めての五輪については「無観客だったからか分からないけど、いつもよりリラックスして滑ることができてよかったです」と有観客の方が…との思いを抱くアスリートが多いと思われる中、無観客でリラックスできたと告白。「楽しめた？」との問いには「緊張の方が上回ってました」とはにかんだ。

　試合中は髪を一つに束ねてヘルメットを着用していたが、表彰台では腰の下あたりまである長い黒髪を下ろしていた。ネット上には「長い黒髪めっちゃステキ！！」「黒髪へのこだわりが感じられる」「長い黒髪、印象的～」「キレイな黒髪うらやましい！」「腰下黒髪ロングと映える」「長い黒髪なびかせてるのかっこいい」など、スケボー選手の個性にも注目が集まっていた。