大坂なおみの最終点火者起用理由を説明 開会式統括の日置氏「多様性と調和を最重要視」

聖火台に点灯した大坂なおみ(撮影・堀内翔)
聖火台に点灯し笑顔を見せる大坂なおみ(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・開会式」(23日、国立競技場)

 開会式終了後、演出を統括した日置貴之エグゼクティブプロデューサー、聖火ランナーを務めたレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里らがオンラインで会見した。

 最終点火者にテニスの大坂なおみを起用した理由について、日置氏は「大会のコンセプトであるダイバーシティー&インクルージョン(多様性と調和)を最重要視してきた。復興のシンボルとして東北の子供たち、アスリートの方達、ジェンダーバランスも考慮した。色々なメッセージを発している方。最もふさわしい最終走者として全会一致だった」と、説明した。

 開会式は直前までドタバタが繰り広げられた。3日前の20日には、オープニングの音楽を担当していた小山田圭吾氏が過去のいじめ問題で辞任。前日の22日には開会式の全体演出を手がけていた小林賢太郎氏が、過去にユダヤ人大量虐殺を揶揄する発言をしていたとされ、解任された。小山田氏の音楽は除外されたが、開会式自体は佐々木案をベースに小林氏が演出に関わった形のまま発表されることになった。

 日置氏は「こういう状況を重く受け止めている。大変お騒がせした。申し訳ない」と謝罪。オープニングの音楽はわずか3日で田中知之氏が制作。「もう1回チーム一丸で音楽の体制で話し合って、迅速に意思疎通できた。すごく短い間で素晴らしい曲ができた」と、胸を張った。

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