開幕スタメンのFW林「決めるべきポイントがあった」ネット揺らすも無念オフサイド

 試合前、円陣を組む日本のイレブン(撮影・高部洋祐)
 前半、シュートが決まらず悔しがる林
 前半、ゴール前に飛び込む林(左から2人目)。ネットを揺らすもオフサイド判定でノーゴール。GKウィリアムズ
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 「東京五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本1-0南アフリカ」(22日、味の素スタジアム)

 ワントップで先発した“ビースト”こと日本代表FW林大地(鳥栖)は最前線で果敢にゴールを狙ったが、無得点に終わった。「自分はチャンスあったんで。決めるべきポイントがいくつかあった」と悔しがった。前半33分にはMF堂安からのパスを左足で押し込んだが、無念のオフサイド判定となった。

 当初の五輪発表ではバックアップメンバーだったが、登録枠が22人に拡大されてメンバー入り。強化試合でも体を張るプレーで存在感を発揮し、初戦のスタメンをつかんだ。森保監督からは「勇気を持って勇敢にプレーしよう」と送り出された。

 シュート3本を放ち、後半27分にFW上田に交代した。「選手として試合に使ってもらうのは幸せなこと。代表のシャツを着て五輪に出られるのは普通のことではない。大きな責任がある。森保監督が力強く背中を押してくれたので期待に応えたいと思った」と試合に臨む心境を語った。

 25日にはメキシコとの一戦が待つ。「あと2日最高の準備をする。強豪という国を倒さないと上にはいけない」と力を込めた。

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