IOC専門家 選手村など58件感染判明も「想定内」 「選手村は安全」と断言

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日、東京大会のメーンプレスセンター(MPC)で新型コロナウイルスへの対策についての会見を行った。独立専門家パネルのブライアン・マクロスキー博士が出席した。

 選手村でサッカー南アフリカ代表の選手2人、スタッフ1人の感染が判明。21人の濃厚接触者が確認されるなど、大会全体に関する不安は高まっている。7月1日からの大会に関する陽性者数は58人。マクロスキー博士は「想定内であり、想定より低いぐらい。すべて陰性は想定していない」とし「まん延するリスクはかなり低い」と強調。「選手村は安全です」と、断言した。

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