バッハ会長 国民に呼びかけ 感染対策「信じて欲しい。これほど制約のある大会ない」

 IOC・トーマス・バッハ会長
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 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は17日、理事会後にメーンプレスセンターで記者会見を行った。

 大会関係者が隔離期間中に宿舎の外で買い物などプレーブック違反が相次いでいるという指摘が続いているが、バッハ会長は「メディアも含めた大会関係者の検査で陽性率は0・01%だ。濃厚接触者も特定されいる。日本国民にリスクは与えない。対策は機能している」と、力を込めた。

 日本国内では緊急事態宣言下での開催に根強い不信感があり、大会への支持率が低迷している。バッハ会長は「日本だけではなく、世界をみても、最も制約のかかっている大会であることは自明の理だ。これほどまで厳しいプロトコルの大会はない」と強調した上で「我々はお互い信頼し合わないといけない。我々は日本のパートナー、友人を信頼している。対策を信じて欲しい。効果は出ている」と、訴えた。

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