競泳個人メドレー銀の松下知之 初対決のマルシャンは「速すぎて見えないくらい前に行っちゃってた」
パリ五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之(19)=東洋大学/スウィン宇都宮スイミングスクール=が4日、メダリスト記者会見に出席した。
松下はメダルを取った率直な気持ちを「ずっと夢見てたオリンピックの舞台で、今持っている最大限のパフォーマンスを出して銀メダルを取ることができたので、本当にうれしい気持ちがすごいあって、やってきて良かったなって思いましたね」と笑顔で語った。
家族も現地まで応援に来ており、「いいとこを見せられたので、すごいよかったなという気持ち。直接会うことはできなかったけど、電話とかで、本当にいい旅行ができたみたいな。自分としては楽しんで見ていただければと思っていたので、ホントにやって良かったなみたいに思っています」と、晴れ姿を見せられた喜びを明かした。
大舞台で自己ベストを更新できた理由については「自分は周りにあまり左右されないというか。水に入ってしまえばどこのプールだろうがやることは変わらないという気持ちは持っていて、自分を崩さないといういところはずっと意識してました」と自己分析。
平井コーチとは4分7秒台がメダルラインだと話していたといい、4分8秒台での銀メダルに「なんか持ってるな、ホントに勝ちきる力はあるな」といったことを言われたという。今後についても「まだまだタイムが狙えそうなので、まずは上げられるところまでしっかりタイムを上げて、4年後、レオン・マルシャン選手が世界新記録を出してるので、どれだけ近づけるかを目標にしながら頑張っていきたい」などと話したという。
今大会ではマルシャンとの初対決が実現したが、「初めてあんな速い速い選手と泳いだので、本当に速すぎて見えないくらい前に行っちゃってたので、正直どんな感じだったかっていうのは覚えていないんですけど、オーラがあって迫力ある選手だなというのは感じました」と、世界最高峰との出会いを振り返った。
タイムの上げ方については「感覚としては4分6秒台いけるような気がしていて。今回も前半はベストタイムより早く入れたけど、バタフライのタイムはもう1秒くらいいけるのなかなと。平泳ぎも1秒ぐらい上げてというイメージはできてるので、そこら辺を上げていけたら、よりよいタイムが狙えるんじゃないかなと思っています」と、プランを披露した。
選手村では、レース後はいろんな選手と関われるようになったといい、「個人的に一番うれしかったのは柔道の阿部一二三選手。その時は自分から声かけたんですけど。おめでとうございますみたいな。話した時はうれしかった」と、初めて話せた喜びを語った。
また、1日で19歳の誕生日を迎え、18歳の1年を「人生で一番練習を頑張った1年ですかね。オリンピックに行きたいと覚悟を決めて、がむしゃらに頑張ったというか。タイムというよりかは一つの目標に向けて本当に必死で頑張った1年かなと思います」と振り返っていた。
