瀬戸大也が全体3位で決勝進出「しっかりと東京の悔しさをぶつけて決勝に駒を進められた」 400M個人メドレー 松下知之も全体5位で
「パリ五輪・競泳男子400メートル個人メドレー・予選」(28日、ラデファンス・アリーナ)
予選2組で瀬戸大也(CHARIS)が4分10秒92で3着に入り、全体でも3位で29日の決勝に進んだ。松下知之(東洋大)も予選1組で4分11秒18で2着に入り、全体5位で決勝に進んだ。
瀬戸は「前半の練習をしているので今日は後半重かったが、しっかりと東京の悔しさをぶつけて決勝に駒を進められた。また(決勝は)真ん中の方で泳げるのでよかったと思う」と振り返った。
瀬戸は国内選考会では200メートル個人メドレーは派遣標準記録を突破して代表に選ばれたが、400では派遣記録を突破できなかった。
400は2013、15、19年に世界選手権を制覇し、16年リオ五輪では銅メダルを獲得した種目。3年前の地元・東京大会で予選敗退に終わっていた。
◆瀬戸大也(せと・だいや)1994年5月24日、埼玉県出身。6歳で水泳を始めた。得意種目は個人メドレーで、五輪では2016年リオデジャネイロ大会400メートル同種目で銅メダルを獲得。21年東京大会にも出場した。世界選手権は13、15年大会の同種目2連覇。19年大会は2冠を達成した。17年5月に元飛び込み選手の馬淵優佳と結婚。18年に第1子、20年に第2子が誕生した。早大卒。174センチ、80キロ。
