坂本花織が涙と笑顔で五輪に別れ 新プログラム「ア・ミリオン・ドリームス」で優雅に、しっとりとラストダンス 過去の演目振付も取り入れ集大成の舞「ここでやってきたっていうのを見せたいと」最後は目元拭う場面も
「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート・エキシビション」(21日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
メダリストらによるエキシビションが行われ、今季限りで現役引退を表明している女子銀メダリストの坂本花織(25)=シスメックス=は、五輪の舞台での最後の演技を行った。
正真正銘の夢の銀盤での“ラストダンス”。新プログラム「ア・ミリオン・ドリームス」を披露。「アメリ」や「WOMAN」、「Baby,God Bless YOU」などこれまで滑ったプログラムの振付も取り入れながら、女性ボーカルの声にのって情感タップリな滑りをみせた。坂本らしい雄大なダブルアクセルも成功。最後は天を見上げてのフィニッシュで、少しだけ目元を拭った。
五輪用に用意したプログラムのようで「1月初めに美里ちゃん(小松原)に作ってもらって。今までの競技プログラムの好きなやつもちょっとずつ入れて詰め合わせたプログラムになっているのでめちゃくちゃお気に入りです。自分がここでやってきたっていうのを最後やっぱ見せたいと思ったプログラムでした」と明かした。
◆坂本花織(さかもと・かおり)2000年4月9日、神戸市出身。4歳でフィギュアスケートを始めた。神戸野田高を経て、神戸学院大経営学部卒。16年全日本ジュニア選手権で初優勝し、17年世界ジュニア選手権は銅メダル。全日本選手権は18年に初優勝し、21年から5連覇を達成。五輪は18年平昌6位、22年北京は銅メダル、団体は銀。GPファイナルは23年に優勝。世界選手権は22年から3連覇し、25年は2位。全日本選手権5連覇。159センチ。
