高木美帆 姉・菜那さんの存在に言及「変わらずにいてくれる存在」「見守る側に徹してくれた」前夜はともに涙で抱き合う

メダルを胸に一夜明け会見を行う行う高木美帆=ミラノのジャパンハウス(撮影・吉澤敬太)
笑顔でメダルを掲げる高木美帆=ミラノのジャパンハウス(撮影・吉澤敬太)
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 ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子で銅メダル3つを獲得した高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が21日、ミラノ市内で会見を開いた。

 6位に終わり悔し涙を流した1500メートルから一夜明け、自身の感情について問われ、「足が痛いなあ(笑)。それは感情ではないですね」と笑み。続けて、「本当に今はメディアの皆さんの前で気持ちが張っているので、感情が揺れることは少ないが、少し気持ちが緩んだ時、ひとりでいる時によく動いている。今はしっかりしよう、という気持ちでうまく言葉にできない」と語った。

 また、今大会は解説で訪れていた姉、高木菜那さんの存在にも言及。前日はインタビューを受けてともに涙して抱き合う場面もあったが、「例えば、姉がいたから頑張れました、そういう感じの姉妹仲ではないんですが(笑)。ただ、(菜那さんが引退して)距離感が変わったなと思う部分もあれば変わらない距離感があって、特に私は現役の時から姉を姉として見ていた。現役引退すると聞いた時も、実際に引退した後も強い寂しさとかは感じてなくて、ずっと家族はそばにいる、会おうと思えばいつでも会えるような距離感。なので、変わらずにいてくれる存在だと思います」と語った。

 北京五輪から4年。1500は特に思いを込めていた種目だったが、「後半2年間、特に(菜那さんは)今年は心配してんだろうなとは感じていた。本当は私に言いたいことというか、かけたい言葉だったり、手をかけたくなる気持ちがあったりしたんじゃないかと思うんですが、そういうことは私が好きじゃないというのも知っていると思うので、見守る側に徹してくれていた」と菜那さんの思いやりに感謝した。

 菜那さんの解説はまだ聞けてないというが、「1500に向かう前のコメントがSNSで流れてきて、身近にいて一番近くで自分の1500にかける思いを見てきてくれていた人だったので、嬉しく思う反面、達成できなかったことへの、何と言うか、私の願いが周りの人たちの願いになっているような実感があったので、それを叶えることができなかったな、という感情で揺れている」と本音も吐露した。

 ◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道幕別町出身。中学3年時に2010年バンクーバー五輪に出場。18年平昌五輪では姉・菜那さんらと団体追い抜きで金メダルを獲得し、1500メートルで銀、1000メートルは銅。22年北京大会は1000メートルで金、500メートル、1500メートル、団体追い抜きは銀だった。1500メートルの世界記録保持者。164センチ。

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