千葉百音は4位発進「感謝や幸せを感じながら」初五輪、最終滑走も堂々演技 浜田コーチとの儀式“でこタッチ”もコーチがフェンス乗り上がる力技で成功「緊張が緩みました」 メダル見据え19日のフリーへ

女子SPで演技する千葉百音(写真提供・Raniero Corbelletti/アフロ)
女子SPの演技を終え、浜田美栄コーチ(右)と抱き合う千葉百音=ミラノ(共同)
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 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子・SP」(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 五輪初出場の千葉百音(20)=木下グループ=は74・00点で4位につけた。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループをなんとか決めきると、続くダブルアクセル、最後の3回転ルッツも軽やかに着氷させた。

 「最初のコンビネーションジャンプで少し詰まってしまったところがあったんですけど、それ意外は落ち着いてしっかり動きキレたので、最後のステップシークエンスのところは本当に自分が五輪の最終滑走でこんなに楽しく滑れていることへの感謝の気持ちや幸せだなって感じながら踊ることができた」と充実した表情で振り返った。重圧のかかる最終滑走だったが「緊張はもちろんありましたし、覚悟はしていたんですけど、緊張は一番しているという自信もある中でこれを試練ととらえて、しっかり自分の中で気持ちを整理しながら、いつもの練習のような滑りができたのが成果として得られた」と、笑った。

 今大会はフェンスが分厚く、浜田美栄コーチと演技前におでこを合わせるルーティンができるかも心配されたが、浜田コーチが身を乗り出す形で成功。千葉は「大丈夫でした。あれはなんとしてでも成功しないといけないルーティン。少し緊張が緩みました」と笑った。

 仙台市出身で4歳から競技を始め、五輪2連覇の羽生結弦さんと同じ拠点で育ってきた。安定感抜群の演技を武器に、今季は女子で唯一のGPシリーズ2連勝。ファイナルのフリーで2度転倒するなど5位に沈み、五輪代表選考レースから後退したものの、全日本選手権で3位に入り悲願の切符を奪取。「スケートを始めたころから目標だった五輪に出場できてうれしい」と感慨を込めた。

 浜田コーチから、週に1度はスケート靴を履かない日を設けるよう厳命されるほどの努力家。初の夢舞台で躍動した。

 ◆千葉百音(ちば・もね)2005年5月1日、仙台市出身。東北高を経て、24年に早大進学。4歳で競技を始め、23年5月に練習拠点を京都に移し、現在は木下グループ所属。同年の全日本選手権2位。24年四大陸選手権優勝。同年のGPファイナル2位。今年はGPシリーズ2連勝も、ファイナルは5位。趣味は読書と刺しゅう。156センチ。

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