“ゆなすみ”はほろ苦五輪デビュー ジャンプ転倒響き得点伸びずぼう然、涙 長岡「悔しい気持ちでいっぱい」森口「僕たちはこんなところじゃ折れないぞっていうのをこれからみせていきたい」

 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート・ペアSP」(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 “ゆなすみ”こと長岡柚奈(20)、森口澄士(24)組=木下アカデミー=は59・62点で終えた。自己ベストの71・95点には大きく及ばなかった。

 急成長で五輪切符を手にした2人に容赦なく五輪の魔物が襲いかかった。冒頭のトリプルツイストは力強く決めたが、続く3回転ループのジャンプで長岡が転倒。その後のスロー3回転サルコーも転倒に終わった。しかし、その後はリフト、デススパイラルなどしっかりとまとめきった。フィニッシュ後、長岡は硬い表情を浮かべたが、森口が励まし、体を支えた。

 長岡は試合後のテレビインタビューで絶句する場面も。「今季通してショートではいい演技ができていたので、自信をもって臨めていたが、ループで失敗して、スローで降りたら取り戻せるというところでスローでもミスが出て、悔しい気持ちでいっぱいです」と言葉を紡いだ。森口も「自分たちの中でミスもあって悔しい気持ちで滑っていた。僕たちはこんなところじゃ折れないぞっていうのをこれからみせていきたい」と、涙ながらに誓った。

 五輪初代表の“ゆなすみ”。4日にミラノに到着した際は、森口は上位入賞を目標に掲げて「積み上げてきたものをしっかり出し切って、できる限界を超えたい」と意気込み、長岡は「代表ウエアを着てミラノに降り立ち、改めてうれしい気持ちになった」と語っていた。

 2人は初表彰台の3位に入った1月下旬の四大陸選手権後、ドイツで最終調整。同じコーチに師事する金メダル候補のドイツペアから、課題のスロージャンプで多くの助言を受けたという。長岡は「すごくいい準備ができている」と自信を示し、森口は「五輪のリンクに早く足をつけたい」と語っていた。

 ◆長岡柚奈(ながおか・ゆな)2005年7月13日生まれ、北海道出身。藤女子高を経て、木下アカデミー所属。身長156センチ。

 ◆森口澄士(もりぐち・すみただ)2001年12月29日生まれ、京都府出身。京都両洋高、同志社大を経て木下アカデミー所属。身長174センチ。

関連ニュース

ミラノ・コルティナ五輪最新ニュース

もっとみる

    ミラノ・コルティナ五輪速報

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス