小林陵侑はLHメダルならず6位 2回目に意地の138・5mビッグジャンプ こん身のガッツポーズも繰り出す
「ミラノ・コルティナ五輪・ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル」(14日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)
22年北京五輪ラージヒル銀メダルの小林陵侑(29)=チームROY=は、2回目で138・5メートルのビッグジャンプ。こん身のガッツポーズを作ったが、メダル獲得はならなかった。2本トータルで6位だった。
1回目は131メートルで飛型点と合わせて11位。同じ日本の二階堂蓮がビッグジャンプでトップに立つ中、2本目に意地を見せた。138・5メートルのビッグジャンプで、右手を下から突き上げた。
日本ジャンプ界初の五輪連覇を目指したノーマルヒルでは8位に終わり、メダル獲得も逃した。無念の結果に終わったが、「まぁそういう日。2本まとめられた僕としてはいい経験。まぁそういう日(笑)」とあっけらかん。気持ちを切り替え、2番手として出場した団体では銅メダル獲得に貢献した。
22年北京五輪では、日本男子として1998年長野大会の船木和喜以来となる24年ぶりの金メダルを獲得。ラージヒルでも銀メダルを獲得した。翌年の23年4月にはプロ転向を発表。自身の欧州でのニックネームを用いた新チーム「チームROY」を立ち上げ、独り立ちした。心機一転、第一人者として業界をけん引してきた。
◆小林陵侑(こばやし・りょうゆう)1996年11月8日、岩手県八幡平市出身。小学1年からスキーを始めた。複合とジャンプに取り組んだが、15年に土屋ホームに入社し、ジャンプに専念。18年平昌五輪代表となり、22年北京五輪は個人で金1銀1。W杯では通算37勝で、18-19年と21-22年シーズンに個人総合優勝を達成。23年にプロに転向し、チームROYを設立。ジャンプ一家で兄・潤志郎は平昌&北京五輪に出場し、姉・諭果、弟・龍尚も選手。174センチ、59キロ。
