“スーパー女子高生”16歳、清水さらは涙の4位「悔しいという気持ちが1番」冬季五輪史上最年少メダルならず 3回目で意地のダブルコーク1080決めるも得点伸びず 3位とわずか1点差「あとちょっと綺麗に決められたら」
「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード女子ハーフパイプ・決勝」(12日、リヴィーニョ・スノーパーク)
初出場の清水さら(16)=TOKIOインカラミ=は84・00点で4位となり冬季五輪史上最年少メダルはならなかった。3位の小野光希とはわずか1点差だった。
1回目で得意のアッパーデッキで圧倒的な高さを見せつけたが、続くフロントサイドダブルコーク1080で転倒してしまった。2回目も同箇所で転倒。追い込まれたが、3回目にフルメイク。両腕でガッツポーズした。しかし、得点は84・00点で4位。涙がこぼれた。「(ダブルコーク)はできたんですけど、着地がきれいにできなかった。超えるか超えないかなぐらいで、そこを減点されたのかなと。あとちょっと綺麗に決められていたと思う。そこが悔しい。悔しいという気持ちが1番です」と涙を浮かべた。それでも4年後の30年フランスアルプス五輪へ「この悔しさをバネに次を目指そうと思ってる。オリンピックも、これからの大会も全部もっと上を目指して頑張りたい」とうなずいた。
同種目初の金メダル獲得と、冬季五輪では2022年北京五輪スノーボードビッグエア銅メダルの村瀬心椛の17歳100日を抜く16歳92日での日本勢最年少表彰台の“ダブル偉業”に挑戦する。
シニア国際大会デビューした昨季にいきなり世界選手権で準優勝した“スーパー女子高生”は「緊張はしない方。緊張するなら予選のスタートに立った時かな」と初の大舞台へ、イメージを膨らませていた。
小学1年から本格的にハーフパイプを始め、5年時にはアマチュアの全日本選手権で最年少優勝を果たし、プロ資格を取得した。練習で通う高鷲スノーパークでは平野歩夢らトップ選手を見かけており、長らく憧れていた世界最高峰の舞台。偉業達成へ、まずは好スタートを切った。
◆清水さら(しみず・さら)2009年11月12日、滋賀県大津市出身。スノーボードが趣味の両親に連れられて0歳から雪山に行き、4歳からスノーボードを始めた。小学5年でプロライセンスを取得。23年全日本選手権で2位に入り、24年ユースオリンピックで銀メダルを獲得した。24~25年シーズンからW杯に参戦し、第2戦で初勝利。25年ハルビン冬季アジア大会を制し、同年世界選手権では準優勝した。京都・平安女学院高在学中。
