金メダルの村瀬心椛「立つしかない」3回目に執念の大逆転 涙が止まらず「夢見ているんじゃないかと」

 「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード女子ビッグエア・決勝」(9日、リヴィーニョ・スノーパーク)

 世界選手権金メダリストで、北京五輪銅メダルの村瀬心椛(21)=TOKIOインカラミ=が逆転で金メダルを獲得した。

 村瀬は「夢見ているんじゃないかと嬉しくて。最後まであきらめずに挑むということができて良かった。皆さんの応援が届いて、感謝しかないです」と笑顔。最年少銅メダルの前回に続いての快挙に、「銅メダルも重かったが、違った重みで。全部詰まっているような重みがあって。重たいです」とうなずいた。

 1回目は89・75でトップに立ったが、2回目は72・00と記録を伸ばせず2位に順位を落とした。だが、勝負の3回目で「やるしかない。立つしかない」と覚悟を固めた。大技トリプルコーク1440が決まり、89・25。頭を抱えて喜び、得点が出る前から涙を流した。この演技でトップに立つと、最後に韓国ユ・スンウンの3本目を終えて歴史的快挙が確定した。

 村瀬は最後の着地について、「よくあそこで耐えられたなと思いました」と笑み。執念でつかんだ金メダルだった。

 ◆村瀬心椛(むらせ・ここも)2004年10月15日、岐阜県出身。スノーボード好きの両親の影響で4歳から始めた。18年には全日本選手権スロープスタイルで初優勝。世界ジュニア選手権ではスロープスタイルとビッグエアで2冠に輝いた。17歳3カ月で出場した2022年北京五輪のビッグエアで銅メダルを獲得。冬季五輪の日本勢女子最年少メダリストになった。TOKIOインカラミ所属。身長153センチ。

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