岩渕麗楽に各国選手が駆け寄る姿「横乗りのいいところ」スノボジャーナリストも感無量
スノーボードジャーナリストの野上大介氏が15日、TBS系「ひるおび!」に生出演。北京五輪スノーボード女子ビッグエアで、岩渕麗楽の滑走後、各国の選手が駆け寄り、そのチャレンジを称えたことに「横乗りのいいところです」と胸を張った。
番組ではスノーボード女子ビッグエアで、縦3回転という大技にチャレンジした岩渕について、恵俊彰が「終わった後にいろんな選手がきて(抱き合うことを)やるじゃない?なんの儀式?」と野上氏に質問。
野上氏は「4年に1度の大舞台を目指して切磋琢磨して。岩渕麗楽選手を皮切りに、新しい技がすごい出た」「みんなが挑戦、挑戦で、それ以上にチャレンジして」とコメント。「麗楽のことを世界中の選手がリスペクトした瞬間だった」と説明した。
恵は「すごいシーンだなと。関係者が喜ぶなら分かるが、各選手が良かったね、メダル関係なく…」と感激の面持ち。野上氏は「麗楽、よくやったねって。東京五輪のスケートボードのパークを彷彿させる。横乗りのいいところ」と胸を張った。
東京五輪ではスケートボード女子パークで岡本碧優が大技にチャレンジするも失敗。だが各国選手が岡本のもとに集まり、チャレンジを称えたシーンが感動を呼んだ。野上氏は「横乗りのカルチャーがはぐくむ人間性やアイデンティティみたいなのがあるけど、岡本選手がスケートボードでチャレンジした時と同じ。世界高難度のあの技にトライしたことに、全選手がリスペクトした。感動した」と感無量の面持ちで語っていた。