高梨沙羅の謝罪に激励殺到 カーリング女子・吉田知「いつも勇気もらってる」
北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった高梨沙羅(25)=クラレ=が8日夜、自身のインスタグラムに「メダルのチャンスを奪ってしまった事、支えてくださった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした」などと記して謝罪したことに対し、会員制交流サイト(SNS)では高梨を励ます投稿が相次いだ。
高梨と混合団体に出場した佐藤幸椰(雪印メグミルク)は9日、ツイッターに「なにひとつも奪われてなどいない。責任を取る必要もない。もちろん反省も。スキージャンプには今もこれからもあなたが必要。時間はかかっても、顔を上げて周りを見渡してほしい。そこにはあなたが与えた喜びで満たされた沢山の人がいる」と記した。
高梨のインスタグラムには、激励を中心としたコメントが4万件以上寄せられている。同じ北海道出身で、北京五輪に臨んでいるカーリング女子、ロコ・ソラーレの吉田知那美は「沙羅ちゃんにはいつも勇気しかもらってないよ。深みのある人生を生きている沙羅ちゃんを尊敬しています」と記した。ジャンプ女子で同じく失格したカタリナ・アルトハウス(ドイツ)や、マーレン・ルンビ(ノルウェー)ら高梨と切磋琢磨(せっさたくま)する好敵手もハートマークを投稿して寄り添った。