「北京五輪・フリースタイルスキー・モーグル女子・準決勝」（６日、雲頂スノーパーク）

　金メダル候補の１７歳、川村あんり（日体大桜華高）が準決勝でも安定した滑りを披露。７８・８４点をマークし、３位で決勝に進出した。

　今大会は予選を５位で通過。準々決勝では８０・７２の高得点をマークし、２位で準決勝進出を決めた。

　１９年に１５歳でＷ杯デビュー。昨年から世界でも上位争いを続け、１２月の今季Ｗ杯第２戦で初優勝。今季Ｗ杯３勝を挙げ、一躍金メダル候補に名乗りを挙げた。

　モーグルは予選を突破した２０人で準々決勝を戦い、上位１２人が準決勝へ。決勝は６人に絞り込まれ、最終順位が決定する。各段階の得点は持ち越されない。

　▽川村あんり（かわむら・あんり）２００４年１０月１５日、東京都東久留米市出身。スキー愛好家だった祖父母の影響で、４歳からモーグルを始めた。身長１５３センチ。