アイスホッケー男子 激闘の末にOARが金メダル ドイツを延長で下す

 「平昌五輪・アイスホッケー男子・決勝、OAR4-3ドイツ」(25日、江陵ホッケーセンター)

 OARが延長にもつれ込む激闘を制し、金メダルを獲得した。延長でパワープレーを生かし、値千金の決勝ゴールを奪った。

 試合は決勝にふさわしい熱戦となった。第1ピリオドにOARが先制。第2ピリオドに、ドイツが同点に追いついた。

 激しく試合が動いたのは第3ピリオド。OARが勝ち越し、すぐにドイツが奪い返して2-2。残り3分16秒となり、ドイツがDFのヨナス・ミューラーのゴールでこの試合初めて勝ち越した。だが、OARも粘りを発揮。ドイツのパワープレーでキーパーを下げて攻撃をかけるギャンブルが奏功し、残り55秒で同点に追いついた。

 世界最高峰の北米プロリーグ、NHLが所属選手派遣を見送り大混戦となった今大会。OARは準決勝でチェコを3-0で下して決勝に進出した。伏兵のドイツは準々決勝で昨年の世界選手権王者スウェーデンを撃破。準決勝では五輪3連覇を狙ったカナダを4-3で下したが、快進撃はここまで。OARがわずかな差で金メダルを逃した。

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