カー娘、初黒星のち4勝目 中国に延長惜敗もOARには快勝

 OARに勝利し喜ぶ藤沢(手前左から2人目)、鈴木(右端)ら日本チーム(共同)
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 「平昌五輪・カーリング女子・1次リーグ」(17日、江陵カーリングセンター)

 女子1次リーグでLS北見の日本は中国に延長の末に6-7で敗れて初黒星を喫したが、OARには10-5で快勝し、4勝1敗とした。OAR戦は5-4の第7エンドに3点をスチールし、第9エンドに2点を加えたところで相手がギブアップした。男子1次リーグではSC軽井沢クの日本がイタリアに6-5で競り勝ち、2勝2敗とした。

 カーリングは約3時間の試合で硬さが変わる氷の状態を見極め合うのも妙味だ。LS北見の日本は中国戦の途中から「氷の読み」がずれて敗れたが、OAR戦はほぼ完璧に対応して快勝。しっかり修正して後半戦に弾みをつけた。

 不利な先攻だった5-4の第7エンドは一挙3点スチール。藤沢のチーム最終投がハウス(円)内に密集した石を動かし、円心に最も近い石がOARから日本に入れ替わった。OARに難しいショットを強いて大量点を呼び込んだ。

 この場面を藤沢は「氷の情報も、話し合いもあって、確信のある状態だった。何の不安もなく投げた」と振り返った。大会が進むにつれて氷面の情報量が増え、読み合いも高度になる。目が離せない戦いが続く。

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