V4伊調の凱旋に「キャーッ!」五輪選手団が帰国

帰国した伊調馨がファンの歓迎に笑顔を見せる=羽田空港(撮影・園田高夫)
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 リオデジャネイロ五輪に出場した日本代表チームの選手団が24日午前、羽田空港着のチャーター機2便に分かれて帰国。到着ロビーでは多くの報道陣や一般ファン、関係者の出迎えを受けた。

 到着から約1時間半後の午後0時半過ぎ。荷物カートを押しながら、選手やコーチらが徐々に姿を現すと、出迎えた人々は「お帰りなさい」「メダルおめでとう」などと書かれたプラカードを差し上げたり、用意した花束を手渡したりして歓迎した。

 レスリング女子フリースタイルで五輪4連覇を果たした伊調馨が登場すると、「キャーッ!」という悲鳴にも似た歓声も起こった。

 バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得したタカマツペアの高橋礼華、松友美佐紀には、一斉に「おめでとうございます!」のかけ声がかかり、松友は笑顔で何度も頭を下げながら歩いていた。

 陸上男子400mリレーで歴史的な銀メダルを獲得した山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥には、男性ファンが「よーっ!」という歌舞伎ばりの歓声を浴びせていた。

 銅メダリストとなったシンクロナイズドスイミング女子チームの面々は先輩や後輩たちの盛大な歓迎を受けた。また、メダルこそ獲得できなかったが、バレーボール女子の木村沙織も終始笑顔を絶やさなかった。

 選手団は同日午後、都内で帰国会見に臨む。

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