藤井引退「最後のレース」入江涙「ゆっくり考えたい」

 「リオ五輪・競泳・男子400mメドレーリレー・決勝」(13日、五輪水泳競技場)

 入江陵介(26)=イトマン東進=は前回のロンドン五輪では3つのメダルを獲得したが、リオでは一度も表彰台に立つことはできなかった。3度目の五輪を終え「一番苦しい五輪だった」と振り返り、今後については「このレースに集中してきたので、また来年頑張るとは言えない。やり切った気持ちもある。しばらく、自分の未来についてゆっくり考えたい」と泣きながら揺れる思いを口にした。

 藤井拓郎(31)=コナミスポーツ=はレース後、涙目で「きょうが最後のレースになるのは間違いない」と引退を表明した。集大成となった五輪はこの種目だけ決勝に臨んでいた。「悔しいが十分に戦った誇りの方が大きい」と自らに言い聞かせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    デイリーおすすめアイテム

    注目トピックス