重量挙げ銅メダルの三宅が帰国 去就は「ゆっくり考えます」

 リオ五輪の重量挙げ選手団5人が14日、成田空港着の航空機で帰国。2大会連続メダルとなる銅メダルを獲得した女子48キロ級の三宅宏実(いちご)らは、約200人から出迎えられた。

 三宅自身が「奇跡」と振り返る逆転劇で銅メダルを獲得しただけに「たくさんの人に応援してもらって、記憶に残る五輪となった」と充実の表情で振り返った。米国を経由しての長旅の末に、日本の地を踏んだこともあり「帰国して、まずはすごくホッとしている。応援してくれた人にお礼参りもしたいが、お風呂が好きなので、温泉にいきたい」。

 また、女子53キロ級で6位に入り、目標としていた入賞を果たした八木かなえ(ALSOK)は「東京五輪に向けて良い弾みになった。(帰国後したいことは)お肉やおすしなど、おいしいものを食べたいです」と笑顔を見せた。

 現在30歳で、4度目の五輪を終えた三宅。自身の去就についてはまだ考えがまとまっていないという。「競技は大好きなんですが、この先についてはゆっくり考えたいと思う。ただ、体力の限界まで挑戦したいという気持ちもある。ゆっくり考えます」。

 三宅と共に二人三脚で歩んできた、監督でもある父・義行さんは「(競技は)当人がやるものなので、とやかくは言わない。辞めるならそれも良し。続けるならば、それは体力への挑戦になる」と娘の考えを尊重する姿勢を示した。

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