「交流戦、ロッテ８－３阪神」（８日、ＱＶＣマリンフィールド）

　阪神は投打ともに精彩を欠き今季３度目の３連敗で、今季最多の借金２となった。

　プロ入り２度目の先発となったドラフト５位・青柳（帝京大）は初回、角中の中犠飛で先制点を献上。１－１の三回にも１死一、二塁から、ナバーロ、鈴木の連続適時打で３点を失うなど、４回２／３を投げて６安打６失点でプロ初黒星（１勝）を喫した。２－６の八回には２イニング目となった島本が大嶺翔に右前へ２点適時打を打たれた。

　打線は二回に横田、四回に北條の適時打で１点ずつを奪ったが、失点をカバーすることはできなかった。２－８の九回は無死満塁の好機をつかんだが、高山の押し出し四球で１点を奪っただけだった。

　ロッテは２連勝。打線が１０安打８得点と活発だった。先発のドラフト２位・関谷（ＪＲ東日本）が、５回２／３を投げて２失点で２勝目を挙げた。